2月分校

お別れ遠足・・・・2月15日 六甲山人口スキー場にて
保育所生活最後の遠足(1年保育のお友達と先生で行きました)
そりをを引っ張って、岡の上へ。高いところから下を見たらとっても怖いの。でも、勇気を出して雪を蹴ったら、ビユーン風がなった。・・・・あとは、わかんない
・・・・・・・・気がついたら、下にいた。
「おもしろかった。」「こわかった!」「いっぱいすべたよ。」「雪が冷たかったよ」「お山も白かったよ」「先生暑い!」子供たちは汗っかき。氷点下の中でも、ヘチャラ。
保育所から、六甲山は近いので、お昼からもいっぱい滑れちゃいました。

園長先生・末永先生・のりこ先生・いつも保育園の行事ではお世話になっている足立さん
そして、1年保育のお友達。

この日は、とても、よい天気になり、子供たちも、大満足。
もう〜最後なんだって、お友達と遠足に行くの。なんだかさみしいな〜。
小学校に行っても、お友達でいようね。


誠仏保育園 保育参観 2月23日
最後の保育参観。
保育園の朝は早い。
働く両親のためのに保育所は八時から子供たちを受け入れます。
登園した子供たちから、順次園庭で遊びます。この日は、子供たちの大好きなトランポリン。随分上手になりましたよ。

「整列!」
朝のご挨拶。園長先生のお話です。
ヨチヨチ歩きの小さな子供たちから、もうすぐ1年生にな子供たちまで、年齢幅が大きい保育園、でも、静かに園長先生のお話を聞いています。
「入園・進級した四月から見て、子供達が成長した姿を見てください」とのお言葉。


お話の後は、少し身体を温めましょう
園庭をマラソンです。

お部屋にもどって、お歌の時間・大きな声で歌えました。そして工作の時間・千代紙でお内裏さまとおひなさまを折ります。すこし、難しいところは、お母さんやお父さんがお手伝い。

参観の後は「亀井一成先生」の公演会。
(日本ではじめて、人の手によって、チンパンジーのしんちゃんを育てられた話は、あまりにも有名)神戸の王子動物園で定年まで飼育係りを勤められ、言葉を持たない動物と人との心のふれあい・また動物の親子の在り方など、経験をもとにした、心温まるお話をして頂きました。

たとえば・・・・・おんぶです。
赤ちゃんは、お母さんにおんぶされる事で、母親と同じ視線で物事を見る事ができる。
前から人が来た時、母親は挨拶をします。前から危険なものが来た時、母親はそれを避けます。信号で止まります。おんぶしながら、ご飯の支度、赤ちゃんは火が熱いものと感じる。カンガルー抱っこでは、人生の模範である母親の行動が見えない。言葉をまだ持たない赤ちゃんも、母親と同じ視線から生活学習をしていること、それがどんなに大切であるか、とお話下さいました。
たとえば・・・・・地震の時です。
どの動物も、一番弱い子供を中に、そして年老いた動物、一番外におとなの強い動物。
弱いものをみんなが守っている、そんな姿を見たときに果して人間社会はどうであるのか・・・・・「私は、この話を、中・高校生達にしています」と亀井先生。
先生は子供たちにこんなお話をされました。
動物は、「おなかが痛いこと、言えないんだよ、頭痛いこと言えないんだよ。だって、言葉が無いから、飼育係のおじさんに言えないの。僕達は痛いの言えるよね。・・・・言葉があるものね」
「自分のことが言える、伝える事は人間だけなんだよ、だから、なんでもしゃべって。なんでも言って。『痛いよ!怖いよ!寂しいよ!』言葉に出して言わないと、気持を伝えないと、人間だけだよ、言葉で伝えるのは」

先生の話は、ご自分の家庭の事まで。
子供が小学校の時、友達にいじめられた時のお話
「亀井に近づいたらくさいで!だって、おとうちゃんゾウやキリンのウンコ かついでる」(当時便は肥料として使用していました)息子さんは、「ウンコ かつぐのやめて!」と泣いてお父さんに頼みました。しかし亀井さんは息子に「我慢してくれ」「おとうちゃんの仕事は大切なんや!我慢してくれ。その代りおとうちゃん、日本一の飼育係になったる!」と親子で泣きながら約束した日の事。
信念を持って仕事につく父親の姿、また、それを支えた母親の姿を見つづけていた息子さんは、父の言葉を理解をし、感銘を受けたのでしょう。

以前にも先生の話をお聞きましたが、この日もまた「母として・父として・そして一番大事な『人』としての在り方・生き方をもう一度見つめる事ができ、とてもいい時間を過ごす事ができました。
今日は、お忙しい中、本当にありがとうございました。





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