7月
東神戸軟式少年野球ジュニア大会
この大会は、3ブロックにわかれて総当り戦をし、その上位チームが決勝トーナメントに出場できる大会。
一戦・一戦がとても大切です。

7月14日・成徳対北青木戦 新大和グランド
「お願いします!」
掛け声と共に子供たちが帰ってきた。
今から、大切な一戦が始まる。
北青木は強い!しかし、負けられない
子供たちは闘志を胸に監督の元へ駆け寄る

一回の表
先頭打者
先頭打者の重圧を跳ね返し、役目を果たした
レフト前ヒット。ランナーを3塁に進めた。 先制点だ!

一回裏
さすが北青木である。
その裏さっそくまき返してくる
一点を取られた・・・・・そして
一気に4点を奪われた。

選手達に「活き」が消えてくる。
ベンチの雰囲気が重くなる。
監督の声が響く。

子供たちは監督の声にこたえた。すぐさま反撃・・・・2回表4点を取り返した。5対4とした。

5対4・・・・ピチャーの好投が続き、両チーム守りも堅く追加得点のないまま最終回を迎える

最終回
緊張のあまりストライクが入らなくなってきた、牽制球で1ナウトをとったもののランナー2.3塁
絶対絶命のピンチに立たされたバッテリー。
監督が「タイム」を取った。バッテリーを呼ぶ・・・・・・・・・そしてバッテリーの顔が変わった。


最終回表
2アウトランナー2・3塁

ボールがそれた
キャチャーがボウルを取りに行く。
3塁ランナーが突っ込んできた。
ピッチャーがベースカバーに入る。
キャチャーからのボウルをキャッチ。
タッチ。
ランナーが弾き飛ばされる。

「アウト!」試合終了。

(フェンスがじゃましてピチャーが見えない
絶妙のタイミングだったのに・・・・・・ムー残念。)

バッテリーが泣いた。優勝戦でもない・・・でも泣いた。
二人だけが感じ取れるなにかがあったのだろう。
この試合にのしかかる重圧がすごかったのかもしれない。アウトの瞬間、緊張の糸が切れたのだろう。
ある意味でバッテリーがとても苦労した試合だった。しかし、とてもいい経験をさせてもらった試合とになった。
この試合に勝った事で今後の試合運びが変わって来る様に思える。
これからのチームの成長が楽しみでしかたがない。




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